2019.05.24ボディメイク

正しい運動で若々しく美しい肌を目指そう！美肌効果を得られるボディメイクをご紹介

スキンケアといえば化粧品などの美容グッズを使って行うものと思っていませんか？しかし、美肌はスキンケアだけで維持できるものではありません。普段のスキンケアと同時に、運動も生活に取り入れることが大切です。運動をすると代謝がよくなるので、肌の状態もよくなります。そして、肌や身体によい運動ができれば、肌の状態がよくなるだけでなく、理想的な身体にも近づけるのです。この記事では、美肌と美ボディを目指すボディメイクについて解説していきます。

運動不足は肌トラブルのもと

運動は健康維持や筋力アップを目的とする方が多いです。しかし、運動は肌を美しくする効果があります。反対に、運動不足は健康を害するだけでなく、肌トラブルの原因にもなるのです。

例えば、運動不足が続くと筋力が低下して血行が悪くなります。血液は細胞が必要とする栄養を届ける役割を持っているので、血行が悪くなると栄養が肌細胞に供給されにくくなります。すると、肌の機能が低下して肌からハリやツヤが奪われるのです。また、ターンオーバーがスムーズにできなくなるので、シミやシワ、吹き出物などの肌トラブルを引き起こしやすくするのです。さらに、運動不足によって身体に脂質が溜まると、血液も脂質によってドロドロになってしまいます。ドロドロの血液は生活習慣病を誘発するだけでなく、血行を悪くするので肌細胞の機能を低下させて肌トラブルの原因となるのです。

美肌を目指すならボディメイクがおすすめ

生活習慣を変えて定期的に運動をすることで、美肌効果が得られます。しかし、美肌とともに理想的な身体にもなりたい方は、ボディメイクをすることをおすすめします。ボディメイクとは理想的な身体を得るために運動をすることですので、ボディメイクをすることで「なりたい自分に」近づけるのです。

また、ボディメイクとは身体に筋肉をつけながら美しい身体を作っていくことです。運動のプランを考えずにウォーキングをしているだけよりも、運動効率が高く美肌効果もアップできます。若々しく美しい肌とともに理想的な身体を手に入れて、自分に自信を持ちたい方は、ぜひボディメイクを実践してみてください。

美肌に有効的な運動とは

ボディメイクをするには、有酸素運動と筋トレを織り交ぜて行う必要があります。そして、どちらか一方に偏ることなく、バランスよく行うことも大切です。例えば、筋トレで筋肉をつけたくないからと、有酸素運動ばかりしていると美肌効率が悪くなります。

筋トレをすると筋肉がついてしまいますが、成長ホルモンの分泌がアップします。成長ホルモンは子どもにとって必要なだけでなく、大人もハリや弾力のある肌を維持するためには必要なホルモンです。筋トレで成長ホルモンの分泌をアップさせることで、美肌効果を高められるのです。もちろん、有酸素運動にも血行をよくする効果があるので、美肌になるには有酸素運動と筋トレをしっかりと行うことが必要なのです。

有酸素運動で美肌になる

有酸素運動とは、ウォーキングや自転車、エアロビクスなどがあります。これらの運動を行うと新陳代謝がよくなって、ターンオーバーがスムーズになります。すると、古い肌細胞が剥がれ落ちて新しくキレイな肌に生まれ変わるので、ハリとツヤがよい美肌を維持しやすくなるのです。さらに、有酸素運動は長時間運動しやすい特徴もあります。長く運動ができるとそれだけ汗をかく時間も増えます。

汗に含まれる皮脂は、肌に住む常在菌のエサとなることで肌を守る役割を持っているのです。汗をかいて常在菌を活発化させることで、病原体やホコリなどの刺激物質から肌を守りやすくなるのです。つまり、運動をすることで肌の機能を高めて美肌効果を高めるだけでなく、常在菌を利用して肌トラブルをも起こしにくくできるのです。

適度な筋トレでトラブルのない美肌を保とう

筋トレは筋力維持以外にも、美肌を保つ効果も持っています。「美肌に有効的な運動とは」では、筋トレによって成長ホルモンの分泌が増えて美肌効果が高まると説明しました。成長ホルモンの役割は、子どものころに分泌されると骨の形成に積極的に関与して身体の成長を促します。しかし、大人になると主に代謝を調整したり細胞を回復・修復したりします。つまり、成長ホルモンが積極的に分泌されることで、傷ついた肌の再生がスムーズになるのです。その結果、肌のハリやツヤが保たれて肌トラブルを起こしにくくなるのです。

また、身体に筋肉がつくと、脂肪や皮膚などの細胞を支えられるようになります。加齢によって筋力が衰えると、たるみやシワが発生しやすくなります。しかし、適度な筋トレで筋力を維持すると、肌の状態を若いころのままで維持しやすくなるのです。

ビタミンやミネラルもしっかりと摂ろう

美肌を維持するには、定期的な運動と適切なスキンケアが必要です。それらに加えて、バランスのよい食事で十分に栄養を摂取することも欠かせません。ビタミンやミネラルには代謝をよくする作用があるからです。例えば、ビタミンCやビタミンEは抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、活性酸素という肌細胞を酸化させて機能低下させる原因を取り除く働きがあるのです。つまり、ビタミンCやEを摂取することで、肌の酸化を防いで若々しい肌が維持できます。

また、ミネラルも同様です。鉄分は細胞に栄養を送る血液を作るのに欠かせません。亜鉛は皮膚や粘膜を健やかに保つのに必要な成分です。つまり、不足すると肌の状態が悪化して肌トラブルを引き起こすのです。バランスのよい食事でビタミンやミネラルをしっかりと補給することも美肌に必要といえます。

太りにくい身体が作られる

ボディメイクによって美肌が作られますが、同時に太りにくい身体にもしてくれるのです。筋肉をつけると基礎代謝がアップします。基礎代謝とは、呼吸や身体の循環を維持するために使われるエネルギーのことです。つまり、何もしなくても毎日消費されるエネルギーのことです。つまり、筋肉をつけて基礎代謝をアップさせることで消費エネルギーが自然と増えるので、太りにくくなるのです。

さらに、太ると皮膚中のコラーゲンの量を増加させる「アディポネクチン」というホルモンの分泌量を減らすことがわかっています。つまり、太ると肌のバリア機能が低下するので、肌トラブルを引き起こしやすくなるのです。しかし、ボディメイクによって太りにくくなることで、美肌のままで保たれやすくなるのです。

ボディメイクを続けることで美肌美ボディになれる

ここまで説明してきた通り、ボディメイクをすることによって美肌と理想的な身体を手に入れることができます。しかし、新陳代謝がアップしてターンオーバーがよくなったり、太りにくい身体になって美ボディになったりするのは短時間ではできません。ターンオーバーで肌の細胞が適切に生まれ変わるには28日かかります。つまり、ボディメイクを始めたとしても、美肌になるまでには早くても約1ヶ月は時間が必要なのです。

しかし、ボディメイクをして筋肉をつけて血行をよくすることで、身体の内側から少しずつよい体質に変わっています。焦ることなく、ボディメイクを続けるようにしてください。

まとめ

肌を若々しい状態に保つことは簡単ではありません。人によっては生活習慣を整えたりスキンケアを改めたりして、肌を美しく保とうとしています。しかし、多くの方は運動によって美肌を保つ術を知らず、実践されていません。運動、特にボディメイクをすることによって、肌を美しく保ちやすくなります。ボディメイクは決して難しいことではありませんので、美肌美ボディを目指すためにも実践してみてはいかがでしょうか。